BUILD_LOG
この同期タイプは、ビルドログを使用してデータを追加することを可能にします。 お使いのビルドシステムが以下の制約従うビルドログを生成できる場合:
- ビルドログが、コンパイルされた各ソースファイルごとに改行されます。
- ソースファイルへのパスを含む行に、そのソースファイルのコンパイルに必要なインクルードパスおよびマクロ定義も含まれます。
このようなビルドシステムの場合、生成されるログファイルを次のコマンドで使用して、Perforce QACプロジェクトにデータを追加することができます。
お使いのビルドシステムで、このようなフォーマットのビルドログを作成できない場合、大部分の IDE およびビルドシステムでは、コンパイラをラップするスクリプトを使用してログを生成することができます。 以下にBashを使用した例を示します。
この例では、スクリプトを「gcc」と命名し、実行可能にして PATH 上で 「gcc」より前に置かなければなりません。 ビルドプロセス中に、ビルドシステムは 「gcc」 の代わりに、ラッパースクリプトを呼び出します。ラッパーの実行元のディレクトリごとに、ビルドログが生成されます。 これらのビルドログは 上記のBUILD_LOGコマンドでの使用に適しています。 必ず 「project-path」 の引数には絶対パスを使用し、ログファイルと同じディレクトリからコマンドを実行してください。
Windowsプラットフォームでも、上記のサンプルスクリプトのWindows版を使うことで同じ方法を使用することができます。